兵庫県金融広報委員会、生活科学総合センター主催「くらしとお金のこと」セミナー(金銭教育)ご報告(12/3)
2015年12月3日、兵庫県金融広報委員会、生活科学総合センター主催の「くらしとお金のこと」セミナーを実施しました。
暮らしに身近なお金の話を…ということで企画されたこのセミナー。当日は兵庫県の中学生の就学体験「とらいやるウィーク」が実施されており、その中学生が何人か参加するとのこと。これは異世代交流はもちろん金銭教育を考えていく良い機会ということになりました。
お金とは?ということを考えると同時に、お金の使い方について(支出のコントロールや貯める仕組み)はもちろん、中学生に知っておいてほしいクレジットカードやローン、奨学金についても紹介しました。
前半はこれらの講義とし、後半は異世代交流としてグループワークをしました。それぞれのお金の使い方を消費、浪費、投資とわけてみたり、生活設計をするうえでどちらを選ぶ?といった人生シミュレーションをしました。それぞれに完全な正解があるわけではありませんが、世代によって考え方の違いなどがあり、かなり有意義な話し合いができたのではないかと思います。
今後も続けていきたい金銭教育について、かなりよい感触を得ることができたと思います
このような機会を与えてくださった、兵庫県金融広報委員会、生活科学総合センター様にはもちろん、参加してくださった中学生にも感謝したいと思います。ありがとうございました。
【中学生からの感想】
・学校の授業では習わないことを学べて本当によかったです、また、色々な世代の人たちと話し合うことで、さまざまな意見が聞けました。なかには難しい言葉があったけれど、それもふくめてとても貴重な意見だと思いました。
・いろいろな年代の人と話し合って、年代ごとに意見や考え方がちがっていてとても面白かったです。いつか社会人になった時に、お金のことで困らないように、こういう講座に参加できてよかったです。
・いろんな年齢の方とお話しをして他の人と話すことでその人の考え方についてわかりました。自分の意見をしっかり持って、それを他の人に言うことができました。借金のことやリボ払いについて話を聞いて、いろいろなことを知ったので借金やリボ払いはしないようにしようと思いました。
・この講座では少しわからないこともありました。その時にグループの人が教えてくれたり、先生のわかりやすい説明があったので理解できました。今の自分の判断で、消費、投資、浪費を考えることができました。
・この講座を受けて、お金の使い方などをよく知ることができました。ローンのこととかも全くわからなかったけど、この講座でどういうものなのかを知ることができました。最後の話し合いも色々な人の意見がきけて楽しかったです。
・この講座と消費、投資、浪費のふりわけをして、このものは生きていくために必要な物とかを考えれて発見できたのでよかったです。いろんな世代の人とコミュニケーションをとれていろんな意見を聞けたので楽しかったです。